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日本歯周病学会認定歯周病専門医とは

日本の歯科医師人口は、平成22年現在で10万人を越えたという報告があります。その一方、歯周病の専門医の数は、平成24年約1191人しかいません。わずか0.01%です。また歯周病学会指導医は、全国で240人0.002%です。
歯周病の治療は、一般治療と同じように歯科医師免許を持っている人は誰でも治療はできます。なぜ歯周病専門医が少ないのかというと以下のような研修を受け、厳正な書類審査を通ったあと試験に合格しなくてはならないからです。非常に取得するのが困難な資格です。そして何よりこの資格は5年ごとに資格の更新が必要になります。歯科医師免許は一度とってしまえば永久ライセンスですが、歯周病専門医の資格は維持のために生涯、新しい技術や知識を研鑽しなくてはならないのです。患者様には、そんな知識、技術、経験をもった歯周病専門医なら安心して治療を受けてもらえるはずです。


【1】
学会が認める認定医資格取得者であること
【2】
学会が認めた研修施設で通年5年以上歯周病学に関する研修と臨床経験を有する者及び同等の経験を有すると認められた者
【3】
日本歯周病学会に入会して通年5年以上経過していること
【4】
教育研修単位を50単位以上取得している。(研修単位は、学会参加、学会発表、論文発表などで取得できます)
【5】
専門医試験に合格した者
歯周病患者を10症例提示し、うち8症例は歯周外科処置を含むこと。
全ての症例はメインテナンスまで進んでいること。など

さらに歯周病学会指導医は歯周病専門医を取得後、7年以上の学会歴および歯周治療の経験を有していること、歯科大学および大学歯学部において歯周病学を担当する教授、指導医にふさわしい業績を有していること。論文、学会発表、学会における活動、地域歯科医療における活動を定期的におこなっている者、症例報告8症例、症例発表2回以上と資格取得の審査基準がさらに厳しくなっています。

当院長は、日本歯周病学会専門医・指導医であり医療法人社団 歯周病センター山田歯科は、歯周病専門医の資格を取得させることのできる日本歯周病学会認定研修施設です。

歯周病とは

歯周病原細菌の感染により、歯ぐきの痛み、出血、赤く腫れるなどの炎症が生じ、歯ぐきがやせやがて歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。以前は、歯肉から膿がでるということから歯槽膿漏とも呼ばれていました。
歯周病は、生活習慣病(糖尿病、高血圧など)の一つであり、年齢と共にあまり症状がなく進行していく病気です。大きく分類すると、全身的因子(全身疾患)に関与するものと局所的因子に関与よるものに分けられます。局所的因子には、炎症性因子(細菌性の歯垢;プラーク)と咬合性因子(噛み合わせ)にさらに分けられます。

歯周病の変化

軽度歯周炎

中等度歯周炎

重度歯周炎

健康歯肉と歯周炎の比較

あなたは大丈夫?歯周病セルフチェック

歯周病と年齢

歯周病ってどんな人がなりやすいの?

口の中の要因
全身的要因
●口の中に関心のない人
●柔らかい物、甘い物ばかり食べている人
●常に何か食べている人
●口呼吸の人
●はぎしり・くいしばり
●歯並びが悪い人
●喫煙者
●女性の思春期・妊娠・更年期
●糖尿病
●不摂生な生活
●ストレス

全身的因子には

歯周病の発症と進行に関連する全身疾患である、糖尿病、心臓血管疾患、誤嚥性肺炎、早期低体重児出産、骨粗鬆症、自己免疫疾患(アレルギー、リウマチ)、白血病などがあげられる。

局所的因子・炎症性因子

歯周病には、成人以降に発症する①慢性歯周炎(以前は成人性歯周炎とも呼ばれていた)と十代後半から二十代前半で発症する②侵襲性歯周炎があります。

①慢性歯周炎
歯周病の原因となる細菌により、歯周組織(歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨)の破壊が生じる慢性炎症性疾患(以前は成人性歯周炎と呼ばれていた)。発症時期は、35歳以降であることが多く、組織破壊の速度は比較的緩慢です。
診断は、歯肉後退(根面露出)とポケットの深さ、歯槽骨の吸収度、歯の動揺度、根分岐部病変の状態によって軽度、中等度、重度に診断されます。

②侵襲性歯周炎
歯周病を除き全身的には健康でありますが、急速な歯周組織(歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨)の破壊を認め、家族内発症を認めることを特徴とする歯周病です。一般的に、歯垢:プラークの付着量が少なく、10~30歳代の若年者で発症します。以前は若年性歯周炎や早期発症型歯周炎などとも呼ばれていました。患者さんによっては、A.actinomycetemcomitansやP.gingivalis
の存在の存在比率が高く生体防御機能、免疫応答の異常が認められます。限局型(罹患歯が7歯以下)と広汎型(罹患歯が8歯以上)があります。侵襲性歯周炎の罹患率は、0.05~0.1%とされています。
歯周組織破壊の原因は、A.actinomycetemcomitanなどの歯周病減細菌の関与、生体防御機能の低下、歯周炎感受性遺伝子の関与などが考えられています。歯周治療において、特定細菌排除のための細菌検査、抗菌薬の経口投与も選択肢の一つです。

③壊死性歯周疾患
歯ぐきの壊死(組織細胞が死んでしまうこと、腐ること)と潰瘍形成を特徴とします。歯ぐきから歯ブラシなどで容易に出血し、かなりの痛みを生じ、口臭がひどくなります。全身的には、倦怠感、微熱を伴うこともあります。全身疾患とも関連がある場合があるので血液検査の必要もあります。発症の原因は、著しい清掃不良、ストレス、喫煙、睡眠不足、および免疫不全などが考えられます。

喫煙と歯周病

喫煙は、歯周病の主要なリスクファクターであり、喫煙者は非喫煙者に比べ2~9倍歯周病の罹患率が高いと言われます。そして歯周病の炎症の兆候である出血が非喫煙者より出にくいので自覚症状がない人が多いのも特徴です。また喫煙により、歯肉は色素沈着で黒ずんでいることが多い。これは、メラニン色素(ほくろと同じ)の沈着です。禁煙することで、歯周病の進行のリスクが低下し、歯周治療の効果が上がることが実証されています。


参考文献
歯周病の検査・診断・治療計画の指針2008 日本歯周病学会


歯周外科処置例 根面被覆手術

インプラントと歯周病

歯を失う原因で一番多いのが歯周病です。ですからインプラントにする人の多くが、もともと歯周病を患っているはずです。歯周病だからといってインプラントができないわけではありません。歯科医のもとで歯周病の治療がしっかり行えていれば、インプラントの治療はできます。しかしインプラント治療を受けている大半の方が、歯周病の治療が不十分か、全く治療されていないのが、現実です。実際、インプラント治療を受けた人の15%は、インプラントの歯周病(インプラント周囲炎)になっているという報告があります。インプラント周囲炎になると、天然歯の歯周病より改善する確率は低く、いずれ自然脱落か撤去してもらうこととなります。インプラント治療は、高額治療です。そして追加治療をすることのないように、歯周病治療をしっかり行いインプラント治療することが望まれます。

最後にインプラント治療で大事なことがあります。それは、メインテナンスです。インプラントの外科手術が大事なのは当たり前ですが、同様に大事なのがメインテナンスです。自分の歯が喪失した原因を考えて下さい。インプラントも天然歯と同じように歯周病になります。メインテナンスを行わずして長期経過はありません。当院では、歯周病専門医が歯周病の診査診断、治療、インプラント治療、メインテナンスまで総合診断の上治療にあたっております。